毛利元郎企画展「イタリアの光」@ギャラリーGAZEBO

アーカイブ映像:全編

放映日:2011年5月7日
場所:鵠沼海岸商店街「ギャラリーGAZEBO

この日はいつものアコースティックLIVEをお休みして、私たちの拠点パルテアさんの真向かいにあるギャラリーGAZEBOさんからUST生中継を行いました。

というのも、毎年この時期になるとやってくる画家・毛利元郎さんの企画展がちょうど開催中だったからです。2003年から開催しているということですから、鵠沼の住民の脳裏には初夏の匂いとともに毛利さんの素敵な絵のイメージが刷り込まれていると言っても過言ではありません。そんな毛利さんの作品とギャラリーを鵠沼海岸チャンネルで是非とも紹介したかったんですが、やっとのその機会が巡ってきました。

UST中継では、ギャラリーに毛利さんとオーナー夫妻を迎え、作品紹介から毛利さんとGAZEBOさんが出会ったきっかけ、さらには料理やワインなどの VIVA! ITALIA 談義に至るまで、話に花が咲きました。

毛利さんはイタリアに魅せられてその風景画を描き続けています。中でも彼のテーマの一つである「扉」の絵などは、単なる美しいイタリアの風景の描写を超えて、人間の深層心理に通じる作品となっており、観る者の心を虜にしてしまう魔力を持っています。毛利さんによると、その「扉」の描き方も年々変化を続けているそうで、そんな毛利さんの作風の変遷を、鵠沼海岸の人々は毎年5月になると知らず知らずのうちに目にしているわけです。

毛利さんと鵠沼海岸は、そんな不思議な絆でつながっています。

実は毛利さんとGAZEBOのご主人・井上さんは、お二人ともいま自転車に凝っているそうです。毛利さんは現在北茨城にお住まいですが、企画展の開催中は実家のある川崎からときどき自転車で鵠沼海岸まで「通う」こともあるとおしゃっていました。

毛利さんの作品も大変魅力的ですが、実はもう一つのアトラクションは毛利さん自身によるイタリア料理だとか。毎年企画展初日には毛利さんが料理した絶品のイタリア料理がGAZEBOで供されるそうです(これ、いままで知りませんでした。来年は初日に行かないといけませんね)。なんでも、地元の北茨城では毛利さん自身の手でハムやパンチェッタを作っているそうですから、相当本格的です(本人は「遊び」だと謙遜されていましたが)。

ところでGAZEBOさんのお話自体もとても面白かったです。奥様は鵠沼海岸商店街で生まれ育った生粋の鵠沼っ子。番組終了後は、奥様を中心に鵠沼海岸の昔話で夜遅くまで盛り上がりました。

GAZEBOさんでは絵画展やサロンコンサートをときどき主催しているそうです。何か面白い企画があれば、皆さんもGAZEBOさんのスペースを使ってイベントをプロデュースしてみませんか?

毛利元郎企画展 at ギャラリーGAZEBO
日時:毎年5月初旬

■ショップ情報■

ギャラリーGAZEBO
〒251-0037 神奈川県藤沢市鵠沼海岸2-3-13
※小田急江ノ島線鵠沼海岸駅より徒歩0分
TEL:0466-34-6200
FAX:0466-34-6200
営業時間:11:00~19:00(変更あり)不定休
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