田野崎 文 @ 鵠沼海岸アンプラグド Vol.25

アーカイブ映像:パート1パート2

放映日:2011年2月26日
場所:鵠沼海岸商店街 パルテア

鵠沼海岸アンプラグドにこれまで登場していただいたアーチストの皆さんの伴奏楽器は、一つの例外を除いてすべてがギターでした。その例外とは、2010年10月9日出演の湘南鍵弦楽団のお二人。横須賀出身の永井博道(ながいひろみち)さんのギターと、鎌倉育ちの伊東典子(いとうのりこ)さんのキーボードという組み合わせで、とても楽しい湘南ご当地ソングの数々を披露してくれました(ustreamのアーカイブはこちらにあります → パート1パート2パート3パート4)。実はこのときのLIVEレポートが当サイトでは未掲載なんです。いつか必ず公開しますので、永井さん、伊東さん、待っていてくださいね。

で、今回のLIVEではキーボードが2度目の登場となりました。ゲスト・アーチストはシンガーソングライターの田野崎 文さん。北海道出身の田野崎さんは、故郷に大勢ファンがいるだけでなく、メジャー時代に彼女に魅了されたファンが全国にいるんですね。そんな彼女が、いまは商業的な活動から退き、湘南・鵠沼に住みながら、のんびりと等身大の音楽活動をしているんです。

この日は彼女のトークを中心に、まるで田野崎さんの自宅のリビングルームでおしゃべりをしているような雰囲気の中で、彼女のオリジナル曲をキーボードの弾き語りで披露してもらいました。コンサートのステージで見せる彼女の世界とはまた違った、普段着の田野崎 文の魅力が映像からも伝わってくると思います。

それにしても、田野崎さんにはいろいろとしゃべってもらいました。ふるさとの北海道のこと。子供の頃の音楽との出会い、どうして音楽家になろうと決めたのか、高校を卒業して上京した頃のエピソード、メジャーデビューしたきっかけ、鵠沼でのスロウライフ、どういうときに田野崎 文の音楽が生まれてくるのか、田野崎 文の音楽とは、などなど。

田野崎さんは、自分のことをメッセンジャーだと思う、と語ってくれました。

そう言われると、確かに彼女の歌はコトバがメロディーに運ばれてくる感じで、一語一語が心に届いてくるんですよね。彼女が書く歌詞は、なにも飾り立てない、誰もが口にするようなさりげないフレーズなんですが、彼女のボーカルに包まれると、私たちの心のシャッターが勝手に開いて、言葉がするりと入ってくる感じ。うまく言葉にできないんですが、田野崎さんの歌声には、そんなマジカルなパワーが宿っています。

彼女の子守唄、いいだろうなあ。

そういえば、ライブ後に田野崎さんが言っていました。「実は童謡を歌いたいんです」と。それ最高だと思いますよ。いつか鵠沼海岸チャンネルでやりましょうね。

音楽とは関係ありませんが、田野崎さんはとても背が高くて、モデルさんみたいなんです。高校生のときにバレーボール部だったとか、身長が伸びすぎて「成長痛」に悩まされたとか、滅多に聴けないエピソード満載のトーク&ライブでした。ほかにも料理(田野崎さんは料理好き!)やペットの話題で盛り上がりました。

田野崎 文ファンの皆さん、このアーカイブ映像を見ないでファンは名乗れませんよ!

(編集部追記:田野崎さんが2011年3月6日に藤沢Club Top’sで行った「ハルウタLIVE 2011」のustream生中継アーカイブ映像がこちらでご覧いただけます → パート1パート2アンコール「あじさい」

当日の演目です。全6曲すべてにハイライトを用意しました。

第一部

  1. あかり → ハイライト
  2. 過ぎた日のために → ハイライト
  3. コスモス → ハイライト

第二部

  1. 虹が出たら海へ行こう → ハイライト
  2. 雪になったのかい → ハイライト
  3. あじさい → ハイライト