ちんたきんた・アンプラグドLIVEレポート

アーカイブ映像:パート1パート2

放映日:2010年12月25日
場所:鵠沼海岸商店街 パルテア

クリスマスの晩、鵠沼海岸にプレゼントを届けてくれたサンタクロースは、湘南一ファンキーなオヤジ・ブルース・デュオ「ちんたきんた」でした。そのホットなパフォーマンスから一部で熱狂的なファンをがいることで知られる「ちんたきんた」が鵠沼海岸アンプラグドに早くも登場ということで、会場は開演前からウキウキ、ソワソワ。そんな緊張感をよそに、当人たちは演奏前の“燃料補給”のため一時行方不明になるマイペースぶり。開演時刻ちょうどに姿を現したかと思うと、いきなりライブに突入で、寒さを吹き飛ばす熱い演奏を繰り広げてくれました。

二人の息の合った演奏とおしゃべりは必見です。アーカイブ映像を是非冒頭から通しで観てください。珍太さんのギターとKintaさんのブルースハープ、そして二人のボーカル。演奏の合間を埋めつくすオヤジギャグの数々。じっくり聴いてみると心に響いて来る素晴らしい歌詞…。いやあ、音楽ってホントに不思議なモノですね(水野晴雄風に)。この二人が奏でる音楽は、かなり強力な化学反応を引き起こします。

ギター&ボーカルの大庭珍太さんは、1970年代に高田渡やあがた森魚、なぎら健一といったアーチストたちとレコーディングやライブでの共演を重ねた日本フォークミュージック界の立役者の一人。80年代以降も現在に至るまでさまざまなバンドで活動を続けていらっしゃいます。

相方の Tipitina Kintaさんは、鎌倉の伝説的なライブミュージック・スポット Tipitina の店主として長年地元の音楽シーンに貢献されてきた功労者です。お店のほうは惜しまれつつ2010年6月に閉店となり、その存在は本当に伝説になってしまいました。

こんなキャラの立つ二人組熟年デュオですから、彼らが生み出す音楽の「深さ」は半端じゃありません。

とりあえずさわりを観てみたい方のために、ハイライトを用意しました。ちんたきんたの人気曲「」です。

当日の演目:

第一部

  1. 8ビートに身をまかせ
  2. ライフ
  3. とうとう54
  4. ラッキー・オールド・サン
  5. いとしのマリー
  6. 悲しき願い
  7. そんなもんさ
  8. 新しいクツ

第二部

  1. 愛があるから
  2. 約束の場所
  3. ホワイトソング
  4. Rock and Roll Music
  5. 江戸っ子
  6. 穴 → ハイライト
  7. クレイジーラブ