アーカイブ映像:パート1/パート2
放映日:2010年12月4日
場所:鵠沼海岸商店街 KABUTOS CAFE
この日の鵠沼海岸アンプラグドには鎌倉在住のスラックキー・ギターの名手、カモク・タカハシさんが登場し、鵠沼海岸駅前にあるKABUTOS CAFEを会場に、いつもよりグレードアップしたフォーマットでお届けしました。そのアーカイブ映像が上記のパート1とパート2の二部構成でご覧いただけます。
会場を提供していただいたKABUTOS CAFEさんは、食事ができるカフェ部門のほかに、壁画制作や空間デザインのファクトリー部門を持つとてもユニークなお店です。代表を務める神谷節さんが壁画アーチストなんですね。お店の壁も、もちろん彼が手がけています。というか、お店全体が神谷さんと彼の仲間たちによる手作りなのだそうです。
ちなみに料理長の岩村誠秀さんは、神谷さんの旧友で同級生だそうです。彼の作る鵠沼バーガーは絶品ですよ。 ところで、神谷さんがブログでこの日のライブをレポートしてくれていますので、皆さんもご覧になってください。
話を本題に戻しましょう。
カモク・タカハシさんは70年代アメリカ西海岸をテーマにファッション、写真、音楽と多彩な活動をされています。ライブ当日は彼の写真作品シリーズ MY HAWAI’I(葉山在住の額縁アーチストSIDE-Bさんとのコラボレーション)の展示をKABUTOS CAFEの壁面を使って行いました。
タカハシさんはご自身のファッションブランド Sunset 1970’s も持っていて、鎌倉大町のお店 Good Smileで販売されています。またそのお隣のハワイアンのお店 KANALOA でタカハシさんがライブをすることもしばしばあるとか。Good Smile さんではタカハシさんご本人がお店にいらっしゃることも多いそうですので、皆さんも是非一度訪れてみては?
さてさて、なかなか本題に入れませんね。
スラックキー・ギターはハワイで育まれたギター奏法のことを指すそうです。オープンチューニング(開放弦だけで調性のある和音を出すようにしたもの)を駆使して、なんともいえないハワイアンなサウンドを奏でます。タカハシさんの演奏を聞いていると、頭の中にヤシの木が生えてきそうです。皆さんもアーカイブ映像をじっくりご覧になってください。
タカハシさんの演奏スタイルは、伝統的なハワイのスラックキー奏法を踏襲しつつ、それに現代的な味付けをすることで、より幅広いリスナーを虜にしています。ハワイの伝統的な曲だけでなく、誰もが知っているスタンダードナンバーをスラックキー・ギター向けにアレンジした楽曲や、Seven Miles Beach(ハイライト)に代表される彼自身のオリジナル曲もレパートリーに含まれます。さほど多くない日本におけるスラックキー・ギター演奏家の中にあって、タカハシさんの活動は瞠目に値するものだといえます。(彼の場合、さらには写真やポスター等のビジュアル・コミュニケーションの領域でもスラックキー・ギターの普及に貢献しています)
さらにさらに、タカハシさんは葉山等でスラックキー・ギター教室もやっていらっしゃいます。これはもう、スラックキー・ギター界のザビエルというか、日本におけるスラックキー・ギターのザ・伝道師ですね。 とにかく、彼の演奏の素晴らしさはアーカイブ映像をご覧いただければ分かっていただけると思います。
当日の演目は以下の通りでした:
第一部
- Only Good Time
- South of the Border
- Tequila Sunrise
- Maria Elena
- Sanoe 〜 Hee Punahele No O’e
- Kuu Pua I Paoakalani
- 見上げてごらん夜の星を → ハイライト
第二部
お店紹介映像 – 鎌倉大町 Good Smile / Sunset 1970s
- Seven Miles Beach → ハイライト
- Cloudy Horizon
- Welina
- Morning Shower 〜 Mele Halekulani
- North Shore Dreams
- Moon Grown
- Blue Slack Key
- 星に願いを
- 月と海 → ハイライト
- Kauai Moon
なお、カモク・タカハシさんのCDは以下のリンクから購入できます:
- 1st Album – Slack Key for SURFERS
- 2nd Album – Ki Ho’alu / Cover Songs
コメントを残す