Bossa No Bar IV 鵠沼海岸アンプラグド Vol.36 Report

アーカイブ映像:パート1パート2

放映日:2011年6月25日
場所:鵠沼海岸商店街 パルテア

毎月末の恒例行事となりつつある「鵠沼海岸とボサノバのフュージョン」LIVE番組 BOSSA NO BAR。この日は横浜を中心に活動するメロウマッドネスなボーダーレス・ギタリスト植木啓示さん、サルサからファドまでをレパートリーに持つ湘南のラテンシンガーMACHAKOさん、そして鎌倉のジョアン・ジルベルト、「まえ・すとろう」さんことギターの代永光男さんという豪華キャストで、ブラジル音楽を中心としたラテン・ジャズLIVEをUST生中継しました。

MACHAKOさん、普段はあまりボサノバは歌わないとのことですが、ポルトガルの民族歌謡ファドを得意にしているだけあって、ボサノバの名曲をオリジナルのポルトガル語で見事に歌い上げてくれました。曲の合間にはポルトガル語の歌詞の解説なんかもしてくれて、とっても勉強になりました。

でも解説といえば、なんといってもこの日の放送のお宝映像は、ギターの代永さんによる即席ジョアン・ジルベルト講座! ボサノバの巨人ジョアン・ジルベルトの研究家としても知られる代永さんのお話にはしびれました(第一部、第二部を通して演奏の合間に客席の皆さんとやりとりしています)。植木啓示さんと二人でボサノバギターの奏法を解説してくれたシーンもあります(第二部冒頭)。

この番組のテーマソングでもあるアントニオ・カルロス・ジョビンの名曲Waveをこの日は代永さんがジルベルト風に演奏してくれました(ハイライト)。実は代永さん、ギタープレイが最高に素晴らしいんですが、歌もとってもビューティフル。ボサノバの魅力が詰まった素敵なライブでした。

演目

第一部(抜粋)

  1. シェガジ・サウダージ
  2. カーニバルの朝
  3. O Pato ガチョウのサンバ
  4. ドラリッシ
  5. フロールジリス

第二部(抜粋)

  1. ビリンバウ
  2. アガジベベ Agua De Beber
  3. 孤独のダンス Dança da solidão
  4. 故郷の人々(ファド) → ハイライト
  5. wave → ハイライト
  6. マシュケナダ